子犬の頃のトリミングは
そのこの生涯のトリミングに関わると言ってもいいほど
とても重要なもの。
そんなふうに私は認識しています。
サロンでのトリミングは3回目のワクチンが終わって
1週間くらいしてからお受けができるので、
早くても4ヶ月になるかならないかの頃になりますね。
子犬の反抗期
生後5〜6ヶ月頃に、子犬の社会化期が終わり若年期に変わる頃から
警戒心が強くなります。
ですので、5ヶ月までには1度
トリミングを経験させた方がいいと思います。
またその頃から自我が芽生えて、自己主張が強くなってきます。
この頃の時期を『反抗期』と言ったりもします。
頭で考えられるようになるので
自己主張しつつ、人間側の出方を探るような行動も見られるかもしれません。
私は『反抗期』にあたる時期のトリミングが
一番難しいと感じます。
子犬だからトリミングに慣れてなくて
嫌がったり、動いたりは当たり前です。
そんな、コントロールを上手くしなければいけないところに、
芽生えはじめの自我が加わって、なかなかトリミングが進まないことも。。
最後はワンちゃんの成長を見守ること
ワンちゃんが耐えられる限度を超えて、無理強いするのは
トリミングがトラウマになったら、次の回以降ずっと嫌がります。
嫌がるからといって簡単に「じゃあやめようね〜」も
嫌がれば辞めてもらえると学習して、我慢しなくなります。
押しすぎず、引きすぎず、丁度いい加減が必要なのです。
しかもその加減は、ワンちゃんの性格により様々です。
この難しい時期を乗り越えてしまえば、
自然と落ち着いていくこがほとんどです。
「前回まであんなに悲鳴あげてたのにー!?」
ってビックリするくらい突然おとなしくなるこもいます。
ワンちゃんの心が大人になれば、
それまで嫌がっていたことも受け入れてもらえやすくなります。
だからそれまでは、トラウマにせず、ワガママにせず、
成長を見守ることが大切ですね
もちろん中には最初から超良いこなワンちゃんもいます。
そしてその逆で、ずっとイヤイヤが治らないこもいます。
それはね、もう個性だと思って受け入れるしかないです。
少なくとも、子犬の頃のトリミングがきっかけで、
トリミングが嫌いになった。
なんてことがないように、
やはりそこは経験のあるトリマーが施術するのがベストかなと思っています