薬用シャンプーの危険

今日はあいにくの雨☂️

少しひんやりしますが、
それでも『寒い〜!』とならないのは
春を感じますね☺️

暖かくなってきて
トリミングでは少し肌トラブルが目立つようになってきました。

気温と湿度が上がると
細菌にとって元気になる環境になります。

肌の免疫が落ちたり
肌コンディションが悪いと
肌トラブルの原因になるので気をつけてくださいね🍀

治療のための薬用シャンプー

ところで、皮膚トラブルを起こして
病院で薬用シャンプーを処方されることがあると思いますが、
薬用シャンプーってどんなものかご存知ですか?

薬用シャンプーにも種類がたくさんありますが

クロルヘキシジン系シャンプー
ヨード系シャンプー

などがお馴染みです。

成分を聞いても???かもしれませんが、
商品名で言うと

ノルバサン
マラセブ
ヨードシャンプー
などなど

成分の種類や濃さの違いがありますが、
これらは“細菌を殺す機能”があるシャンプーになります。

皮膚には常在菌がいて
適度なバランスで共存しあっています。

これが何かのきっかけで特定の種類だけ大繁殖してしまうと
皮膚トラブルがおきます。

その大繁殖した菌を殺すために
薬用シャンプーを使うわけですが、
悪さをしている菌だけでなく
その他の菌ももちろん殺してしまいます。

症状が治ったのに
「残った薬用シャンプーが勿体無いから」と
使い続ける方を時々見かけますが、
せっかく良いバランスになった常在菌を死滅させ
またバランスを崩しかねません。

症状が治ったら薬用シャンプーは中止して
スキンケアシャンプーに変えるのがベストだと
私は思っています。

薬用シャンプーの使用目的はあくまで
『治療』です。
普段使いする物ではないのです。

『もったいない』と思う気持ちは良いことの場合が多いですが、
薬用シャンプーについては自己判断で使い続けず
獣医さんにやめていいか確認しましょう☺️

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