愛犬の最後を考える

先日ゴールデンレトリバーさんが
ご来店くださいました♪

レオくん♡かわいいです〜🥰

ゴールデンレトリバーは
私が学生の頃に飼っていた犬種なんです☺️

当時ゴールデンレトリバーが流行っていて、
ゴールデンを散歩している人をよく見かけたんですが
最近はあまり見なくなりましたね。

性格は明るくて優しいこが多いので
飼いやすい犬種だと思います。

ただやはり大きいだけあって
お手入れは大変だし
散歩も引っ張らないように訓練しないといけないし
フード代も医療費も小型犬の比ではないくらい
お金がかかります。

また、もし介護が必要になったら
体重があるワンちゃんは
人間側の負担も大きくなります。

最後をどう向き合うか

当時飼っていたゴールデンは
寝たきりにはならなかったものの、
最後は動くのが辛そうで
支えながら立たせてトイレに行かせたのを覚えています。

食いしん坊だったこが食欲がなくなって
水も十分に飲めなくて脱水起こして
病院で輸液をしてもらって…

最後に動物病院の先生とお話ししたことが
今も記憶に残っています。

多分一生忘れることはないと思う
奥が深い話

あの日、次いつ脱水を起こすかわからない状況で
家で輸液をするから輸液のセットを持ち帰りたいとお願いしたんです。

愛犬のためにできる治療は
なんでもしてあげたいと思ったから。

すると先生は一瞬考えて神妙な面持ちで
多分言葉を選びながら

“少しでも長く生きてほしい

できることはなんでもしてあげたい

そう思う気持ちはすごくわかる。

でもこのこはもう長くは生きられない。

自分は獣医をやってきて

たくさんの病気の犬たちを見てきたから思うことだけど

最後少しの命を長引かせても

このこが苦しむ時間が増えるだけかもしれないよ。

どっちが正解かは自分にもわからないけど、

できることは全てやってあげる事が正解とは限らない

少しでも長く生きてほしいと延命するのは

人間の勝手かもしれない”

そんなようなことを言われました。

当時の私は結構ショックで…

でも先生が言ったことも間違ってはいないと思うんです。

確かに苦しい時間を伸ばしてしまうだけかもしれない。

『生かせてあげたい』んじゃなくて
『生きていてほしい』という
こちらの気持ちを押し付けているだけなのかも…と

その日は結局輸液セットをもらって帰りましたが
1〜2日の間に愛犬は亡くなりました。

何が正解か今でも私はこの答えを出せずにいます。

そもそも正解・不正解と決めるものでも
ないのかもしれないけど…

とりあえずあの時のゴールデンは
誰に何をされても絶対に怒らない
超優しいこだったので
きっとどういう選択をしても
優しく受け入れてくれただろうなって思います☺️

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