サマーカット

毎日暑い日が続きますね〜💦

日中に外に出ると
日差しがジリジリ…
暑い…暑すぎる…

この時期はトリミングで
「サマーカットにしてください」
という注文をよく受けます。

“サマーカット”は
すっきりしたスタイルの総称で、
何ミリのバリカンを使うとサマーカット
という定義はありません。

「とにかく暑そうだから一番短いバリカンで」
という声も少なくありません。

でもちょっと待って✋🏻
短ければ良いというものではないんです。

サマーカットのリスク

私が一番心配するのは
『紫外線』によるダメージです。

ワンちゃんの体がなぜ毛で覆われているか…
それは体を保護するためです。

ワンちゃんの皮膚の厚みは
人間の3分の1ほど。
とっても薄いんです。

だから私たち人間が感じる以上に
紫外線のダメージを受けやすいんです。

日焼けもそうですし、
毛質もゴワゴワ硬い毛が生えてきます。

明るい時間にお外に出なくても
紫外線は窓から部屋の中に入ってきます。

お部屋の中で日向ぼっこが好きなワンちゃんは多いですよね☀️

だから私はあまり短すぎるのはお勧めしていません。

2ミリのバリカンは毛玉を取る時しか使いません。

トリミングは適切な長さを

とはいえ長ければ長いほどもつれやすく、
毛玉のリスクが上がるのも難しいところです。

毛玉になってしまうくらいなら
短い方がいいと私は思っています。

スタイルの基本は
“次のトリミングまでに
もつれ・毛玉ができない状態をキープできること”

お家でのお手入れの時間や力量によって
適切な長さがあります。

トリミングはワンちゃんファーストです☘️

トリミングがワンちゃんにとって負担にならないように、
もつれてしまうのがわかっている時は
短いスタイルをご提案させていただきます😌

犬のごはんチョイ足し食材〜夏野菜〜

前回犬のごはんのチョイ足しのメリットをお伝えしました。

今回は旬の野菜でワンコの体に良い食材を少しご紹介します。

チョイ足しは健康なワンちゃんにあげることを
大前提としています。
疾患があるワンちゃんはあげる前に
獣医さんに相談してくださいね☺️

チョイ足しの注意点

最初に注意点ですが、
初めてあげる食材は少量からスタートしてくださいね。

食べなれないものはお腹が緩くなる可能性があるのと、
アレルギーが出る可能性がゼロではないことを覚えておいてください。

でも怖がらないでください。
それは人間の赤ちゃんも同じです。
アレルギーが怖いから…と
毎日同じ離乳食をあげる人はいませんね。

様々な食材から幅広い栄養を摂取できるメリット
の方が大きいと私は思っています☺️

夏野菜のメリット

夏野菜は水分量が多く
体を冷やしてくれる効果が期待できます。

また飼い主様から寄せられる心配事に
「ウチのこあまり水を飲まないの」
という声が少なくありません。

健康なワンちゃんであれば
無理に飲ませるようなことはしなくていいと思いますが、
水分量の多い野菜を少しフードに混ぜることで
水分摂取の助けになります。

ワンコが食べられる夏野菜

○トマト
 抗酸化作用のある“リコピン”が含まれているのは
 よく知られていますね。

○オクラ
 カリウム・βカロテン・ペクチンなど

○ナス
 皮にポリフェノールがたっぷり。
 加熱して与えましょう。

○カボチャ
 βカロテンやカリウム・ビタミン・食物繊維など
 栄養豊富です。
 しかし炭水化物が多く太りやすいので
 体重管理中のワンコにはお勧めしません。

食べやすい大きさに切って少しづつ
与えてくださいね。😊

犬のごはんチョイ足し

『現代人は忙しい』

以前何かのCMで
こんなキャッチコピーがあった気がします。

ほんとそれ!
みんな忙しいんですよ。
ほとんどの方が共働きですし。
それに子育てが加わったら慌ただしさ倍増です。

ワンコの食事はおろか
自分たちのご飯も時短で適当にすませて…

私もリアルにそんな感じです💦
お腹に入れば…空腹が満たされればなんでもいい。。

でもね、本当はわかってるんです。
「食は体の基本」
食べるものが体を作り、健康を維持させることを。

チョイ足しのメリット

ワンコのご飯も同じです。
ドッグフードという忙しくても10秒であげられる便利なご飯はあります。
「総合栄養食」と名がついて、あたかもすごいご飯のように感じますが、
最低限の栄養が入っているというだけの話。

栄養を考えた手作り食が本当は理想ですが、
そんな時間がかかることはやってられない。。

はい。私もそうです✋🏻

だから、ドッグフードに少しだけチョイ足ししてみませんか?
季節の食材はその季節にあげると良い効果があるものがたくさん!

毎日同じドッグフードをあげるだけよりも
ドッグフードに含まれていない色々な栄養を取れます。

ワンコの食材を気にかけることで
自然と自分達の食材も変わっていきます😊

チョイ足しの注意点

チョイ足しする時は、太らないように
ドッグフードを少し減らしてくださいね。

野菜だけだとタンパク質比率が下がってしまうので、
タンパク質と何かがいいでしょう。

肥満防止に…
芋類や米などは糖質なのであげるときは少なめに。
タンパク源は脂っこいところ避けて。

ワンコ用に調理する必要はありません。
自分達の食事用に調理したものを
味付けする前に少しだけ取り分ければOK😉
化学調味料なしの薄味だったら味付け後でも大丈夫です👌🏻

食材によってカロリーが変わってくるので
愛犬の肋骨を触る癖をつけてください。
肋骨が適度に触れるくらいがベスト✨
ゴツゴツしすぎても触れなくてもダメです。

毎日同じカロリーでなくても大丈夫です。
私たちだって日によってカロリーも食べる量も違うはず。
今日食べ過ぎちゃったら明日少なめにしよう、とか
調整しますよね。

そもそもカロリーよりも栄養素を気にするほうが大事なんです。
例えば炭水化物とタンパク質
同じ100gを摂取したとして、エネルギーに変換するための体のシステムは全く違います。

だから大切なのは

・愛犬の理想の体型を知り、まめに確認する
・ワンコにあげてはいけない食材はあげない

この二つです。

どうです?簡単でしょ?

真夏の散歩で気をつけたいこと

梅雨明け間近☔️
梅雨が明ければ夏本番ですね♪

といってもここ数日は
梅雨が明けたかのような暑さですが…🥵

暑い季節の散歩の注意点は
あなたも今まで散々耳にしてよくご存知かと思いますが、
でも大切なことなので
ここでもおさらいしてみましょう😊

地面の熱に気を付ける

暑い時期は気を使って朝と夕方に散歩の時間をずらす方も多いようです。

ただ、この
『朝』と『夕方』
人によって時間の感覚がまちまちで、
話を聞くと
朝は7〜8時頃
夕方は17時頃、早い方だと16時頃という人もいました。

この時期の日の出は4時半頃
日の入りは19時頃

おそらくその時間の朝と夕方では
アスファルトがかなり熱を持っているかも…😰

お散歩に行く時は是非、自分の手で地面を触って温度を確かめてくださいね。

そして、ワンちゃんは地面からの照り返しの影響も受けやすいのです。
アスファルトに近いワンちゃんはより暑いということを意識して、
なるべく太陽が出ている時間のお散歩は避けたいですね☘️

熱中症と脱水症状

散歩でなくても起こりうることですが、
熱中症と脱水症状も暑い季節に気をつけたいことです。

ワンコの種類と毛量・毛質にもよりますが
ワンコは全身に毛をまとい
人が夏場にセーターを着ているのと同じ感覚です。

基本的に犬は暑さに弱いものです。

お部屋の中でも空調管理は必須で、
電気代が値上がりしている今
節電で設定温度をグンと上げたくなりますが、
節電の設定温度よりは少しワンコよりの設定温度にしてあげるといいかもしれませんね☺️

しばらく暑い日は続きますが
事故のないよう夏を乗り切りましょう✊🏻

愛犬との幸せ

ドッグサロン キューテストでは

『愛犬との生活が心地良いものになるように』

ということをコンセプトにしています。

最初は

『愛犬との生活が幸せなものになるように』

と考えたのですが
『幸せ』て何?という事を考えたんです。

例えば誰かが
「私は美味しい物を食べると幸せを感じます」
と言ったとします。

でもどんなに高価で美味しい物でも
時間がなくて急がなければいけない中で食べると
幸せを実感する余裕がないはずです。

例えば誰かが
「大切な家族と過ごす時間が幸せです」
と言ったとします。

でももし喧嘩をしてしまったら
その時間は幸せとは言えないでしょう。

だから幸せを感じる時そこには
『心地良さ』
が絶対に必要なんだと思うんです。

美味しい物を味わって食べているその心地の良い時間が幸せ

大切な家族と過ごす心地の良い時間が幸せ

『心地良い』は『幸せ』です。

幸せになるためのお手伝い

トリミングサロンでできる心地良さのお手伝いは

一番に『清潔』
いくら可愛い愛犬でも、悪臭を放っていたら
「ウ〜ン…」
てなりますよね。

ほのかにシャンプーの香りがして
ふわふわの毛並みに触れた時、
伸びてた顔の毛をカットして
可愛い瞳と目が合った時、
その瞬間は心地良く幸せな時間のはずです。

二番目に『しつけやお手入れのアドバイス』
ところかまわずトイレをしてしまう
壊してほしくない物を破壊する
…など、日常の問題行動は頭を悩ませ、
心地良いものとはかけ離れたものに。。

その問題行動がお家でのしつけでどうにかなるものなのか、トレーナーに任せた方が良いものなのかアドバイスできます。

ワンちゃんを飼っていると
第三者の意見が欲しい時もあるでしょう。

キューテストでは様々な角度から
あなたと愛犬の生活が心地良いものになるよう
お手伝いいたします😊

湿気の季節

昨日と一昨日は30℃超えの真夏日で暑かったですね〜💦

急に暑くなると体がまだ順応できていないので
暑さがより身に染みますね😣

そして今日は雨☂️
昨日より気温が9℃低い予報でした。

もうね、体が忙しいですよ😅
体調崩さないように気をつけてくださいね!

昨日沖縄と奄美では梅雨入りしたようですね。

ジメジメする季節に突入して、
ワンコ達も皮膚トラブルが増える時期です。

この時期に絶対やってはいけないのが、
シャンプーした後乾かさないで放置すること。

特に毛量が多い犬種
柴・ポメ・シェルティ…などなど。

毛量が多くなくても洗って放置はダメですが、
毛量が多いとより自然に乾きません。

湿った状態が長時間続くと、細菌の繁殖につながります。

皮膚トラブルの原因になってしまうので、
シャンプーした後はしっかり乾かしてあげてくださいね。

またこの時期、ダブルコートのワンコたちは換毛期シーズンです。

死毛を取り除かずにいるともつれの原因になり、
もつれると通気性が悪くなってこれも皮膚トラブルにつながりかねません。

ブラシとコームを使って、抜ける毛をしっかり取り除いてくださいね。

お家の中で抜け毛が舞うのはちょっと…
というあなた。
そんな時はぜひ当店のシャンプーコースをご利用ください😊

マイクロバブルと業務用ホースドライヤーの強風で
死毛が抜けやすくなります♪

抜け毛除去は是非プロにお任せください✨

シャンプーコースのお値段はコチラです♪

ノミ・ダニ予防は効果のあるものを

ゴールデンウィークですね♪
いかがお過ごしでしょうか?

愛犬を連れて散歩やピクニックなど
屋外への外出の機会も増えているかと思います☺️

先日キャンプへ行ったというワンちゃんがご来店されたのですが、
足に1.5㎜ほどのダニが喰いついていました。

ダニの駆除は動物病院で

噛みついているダニは
トリミングサロンでは駆除ができません。

というか、お家でも気軽に引っこ抜いてはダメですよ!

なぜか?
それは、かなり強い力で噛みついているため
無理に引っ張ると胴体との接合部分からちぎれて
皮膚の中にダニの口が残ってしまうからです。

またダニがマダニだった場合、
人も感染するウイルスを媒介する可能性があります。

近年でもマダニによる人の死亡例が出ていましたね。

噛みついておらず、動き回っているダニでしたら
私はセロテープでペタッと真空貼り付けにしますが、
喰いついているダニはすぐに病院へ行って取ってもらいます。

動き回っているダニを素手で触るのもNGですよ!

毎月定期的に飲み薬やスポットタイプのノミ・ダニの薬を
投与していれば、血液中に巡っている薬剤により
吸血したダニは死にます。

その場合はすぐに病院へ行かなくても、
様子を見て大丈夫だと思います。

ただし、ノミ・ダニの薬は
病院で買ったものでないと効果は分かりません。

実際今回ダニが見つかったワンちゃんも、
キャンプに行く前につけたスポットタイプのお薬は
市販のものだったそうです。

1週間経っていたのに、元気にしっかり喰いついていましたよ。

ノミ・ダニの薬の重要性

「愛犬を草むらに連れて行くことはないから」
という理由でノミダニの予防をしない方も
時々見かけますが、

油断してはいけません!

普段のお散歩は歩道を歩くだけ
と言っていたワンちゃんから
ノミが見つかったことがあります。

ノミは1〜2ヶ月の生涯の中で
400〜1000個ほどの卵を産むそうです。

繁殖スピードが速いので、
1匹でも見かけたら
す・ぐ・に!退治しましょう✊🏻

ちなみに、、、

トリミング中に複数のノミが見つかった場合、
トリミングはその時点で中止します。

速やかにお迎えに来ていただきますが、
当店では通常のコース料金をいただいております。

たくさんのノミがいるということは
卵も体にたくさんついていて、
いろいろなところに落ちている可能性があります。

見えない卵のために
店内の清掃・消毒を徹底して行わなければいけません。
場合によっては布製のベッドやクッションなどは
破棄することになるでしょう。

そのための清掃・消毒費とさせていただいております。

通常トリミングサロンでは
ノミ・ダニの予防は必ずお願いしているものではありますが、
ワクチンのように証明書が出るものではありません。

皆様に気持ちよくご利用いただくためにも
当店ではこのような対策を取らせていただいております☺️

ノミ・ダニの予防は必ず
動物病院で処方されたお薬で行いましょう!

愛犬を車に乗せる時これをやると捕まる!

突然ですが、愛犬を車に乗せる時どのように乗せていますか?

走行中車の窓からワンコが顔を出して風を受けている…
なんていうシーンをSNSで見かけたりしますが、

実はこれをやると警察に捕まってしまうかもしれません!

そして、運転している最中にワンコが運転者の膝の上に乗ってる…

これも違反です。

実は最近当店に通ってくださっているお客様が、運転中に愛犬が肩に乗ってきてそのまま運転していたら警察に捕まったそうです💦

それで捕まるの?!
と私はお恥ずかしながら道路交通法を知らず
慌てて調べたのですが、

これに関係する道路交通法というのが

『第55条第2項』です。

簡単にいうと

運転者の視界と操作を妨げてはいけないよ。という内容です。

犬が運転席側にいると『操作の妨げ』になり
窓から顔を出していると『視界の妨げ』とみなされるようです。

ちなみに罰金は普通車で6000円。
違反点数は1点だそうです。

愛犬を車に乗せる時は

・クレートに入れる
・シートベルトに固定できるグッズを使う
・誰かに同乗してもらう

など、安全に運転できる環境にすることが大切ですね。

愛犬の最後を考える

先日ゴールデンレトリバーさんが
ご来店くださいました♪

レオくん♡かわいいです〜🥰

ゴールデンレトリバーは
私が学生の頃に飼っていた犬種なんです☺️

当時ゴールデンレトリバーが流行っていて、
ゴールデンを散歩している人をよく見かけたんですが
最近はあまり見なくなりましたね。

性格は明るくて優しいこが多いので
飼いやすい犬種だと思います。

ただやはり大きいだけあって
お手入れは大変だし
散歩も引っ張らないように訓練しないといけないし
フード代も医療費も小型犬の比ではないくらい
お金がかかります。

また、もし介護が必要になったら
体重があるワンちゃんは
人間側の負担も大きくなります。

最後をどう向き合うか

当時飼っていたゴールデンは
寝たきりにはならなかったものの、
最後は動くのが辛そうで
支えながら立たせてトイレに行かせたのを覚えています。

食いしん坊だったこが食欲がなくなって
水も十分に飲めなくて脱水起こして
病院で輸液をしてもらって…

最後に動物病院の先生とお話ししたことが
今も記憶に残っています。

多分一生忘れることはないと思う
奥が深い話

あの日、次いつ脱水を起こすかわからない状況で
家で輸液をするから輸液のセットを持ち帰りたいとお願いしたんです。

愛犬のためにできる治療は
なんでもしてあげたいと思ったから。

すると先生は一瞬考えて神妙な面持ちで
多分言葉を選びながら

“少しでも長く生きてほしい

できることはなんでもしてあげたい

そう思う気持ちはすごくわかる。

でもこのこはもう長くは生きられない。

自分は獣医をやってきて

たくさんの病気の犬たちを見てきたから思うことだけど

最後少しの命を長引かせても

このこが苦しむ時間が増えるだけかもしれないよ。

どっちが正解かは自分にもわからないけど、

できることは全てやってあげる事が正解とは限らない

少しでも長く生きてほしいと延命するのは

人間の勝手かもしれない”

そんなようなことを言われました。

当時の私は結構ショックで…

でも先生が言ったことも間違ってはいないと思うんです。

確かに苦しい時間を伸ばしてしまうだけかもしれない。

『生かせてあげたい』んじゃなくて
『生きていてほしい』という
こちらの気持ちを押し付けているだけなのかも…と

その日は結局輸液セットをもらって帰りましたが
1〜2日の間に愛犬は亡くなりました。

何が正解か今でも私はこの答えを出せずにいます。

そもそも正解・不正解と決めるものでも
ないのかもしれないけど…

とりあえずあの時のゴールデンは
誰に何をされても絶対に怒らない
超優しいこだったので
きっとどういう選択をしても
優しく受け入れてくれただろうなって思います☺️

薬用シャンプーの危険

今日はあいにくの雨☂️

少しひんやりしますが、
それでも『寒い〜!』とならないのは
春を感じますね☺️

暖かくなってきて
トリミングでは少し肌トラブルが目立つようになってきました。

気温と湿度が上がると
細菌にとって元気になる環境になります。

肌の免疫が落ちたり
肌コンディションが悪いと
肌トラブルの原因になるので気をつけてくださいね🍀

治療のための薬用シャンプー

ところで、皮膚トラブルを起こして
病院で薬用シャンプーを処方されることがあると思いますが、
薬用シャンプーってどんなものかご存知ですか?

薬用シャンプーにも種類がたくさんありますが

クロルヘキシジン系シャンプー
ヨード系シャンプー

などがお馴染みです。

成分を聞いても???かもしれませんが、
商品名で言うと

ノルバサン
マラセブ
ヨードシャンプー
などなど

成分の種類や濃さの違いがありますが、
これらは“細菌を殺す機能”があるシャンプーになります。

皮膚には常在菌がいて
適度なバランスで共存しあっています。

これが何かのきっかけで特定の種類だけ大繁殖してしまうと
皮膚トラブルがおきます。

その大繁殖した菌を殺すために
薬用シャンプーを使うわけですが、
悪さをしている菌だけでなく
その他の菌ももちろん殺してしまいます。

症状が治ったのに
「残った薬用シャンプーが勿体無いから」と
使い続ける方を時々見かけますが、
せっかく良いバランスになった常在菌を死滅させ
またバランスを崩しかねません。

症状が治ったら薬用シャンプーは中止して
スキンケアシャンプーに変えるのがベストだと
私は思っています。

薬用シャンプーの使用目的はあくまで
『治療』です。
普段使いする物ではないのです。

『もったいない』と思う気持ちは良いことの場合が多いですが、
薬用シャンプーについては自己判断で使い続けず
獣医さんにやめていいか確認しましょう☺️

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